社内ファイルサーバー廃止に伴うAccess移行先の選定記録

業務改善

社内ファイルサーバーの廃止が決まり、そこに置いていたAccessのバックエンドファイル(.accdb)をどこへ移すか検討することになりました。本記事では、その検討プロセスと最終的な判断の経緯を記録しておきます。


最初に考えた案:SharePointの共有フォルダへ配置

既存のAccessは、画面・操作を担うフロントエンドと、データを保存するバックエンドに分けて運用していました。バックエンドファイルを社内共有フォルダに置いていたので、「そのままSharePointへ移せばいいのでは」と安易に考えてました。

しかし調べていくうちに、SharePointの同期フォルダにAccessのデータベース本体を置いて複数人で利用する構成は、安定運用に向かないとわかりました。同期タイミングのずれや同時編集によって、競合やデータ破損のリスクがあるためです。


検討した他の選択肢

外部ストレージの利用も候補に挙がりましたが、社内サーバー廃止を進めているタイミングで、再び社内にファイルサーバー的な機器を置くことになります。規模が小さいとはいえ、費用・管理の両面から、早い段階で対象外としました。

SharePointリスト化も技術的には可能性がある選択肢でした。ただ、既存AccessのテーブルのリレーションシップやVBAによる業務ロジックをそのまま移行できるわけではありません。必須項目・ユニーク値・ルックアップ列で一部は代替できるものの、現状の業務ロジックを維持するには、VBAの修正やリスト設計の全面的な見直しが必要と判断し、今回の移行対象からは外しました。

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